現役美容師が伝える独立開業までの話
こんにちは^^
神戸市垂水区の美容室’ano ‘ano(アノアノ)の安崎です♪
美容師を続けているとチラついてくる「独立」の二文字
でも実際「独立」するってどうするんだろう?
というくらいの人が多いのではないでしょうか?
まあそのくらいの状態で独立することは全くもっておすすめしませんが・・・
兎に角、実体験で「独立」するにあたってこうだったとか、こうしておけば良かったなど
そんな話をしたいと思います。
今回は5つのポイントを
まずやるべき事は
目次
・なぜ独立したいかを考える事
ここ。意外と漠然としている人多いかもです。
独立するだけでは儲かりません
自分がまずどんな仕事をしたいか、何ができるのか?
考える事がまず第一です。
- 美容師らしくクリエイティブなデザインを提供する。
- 地域に根付いた美容室作りをしていく。
- 訪問美容に力を入れていくんだ。
- パーマやカラーに特化した特化型美容室。
- トリートメントやヘッドスパのみの癒し系美容室。
- 僕のようにマンツーマン型の美容室。
などなど。。。
きっとさらに深掘りして自分のコンセプトというものをしっかり持った方が良いでしょう。
ここは本当に大事なポイントだと思います。
・どんな店を出店するか?
どんな仕事をしたいかを考えた後は、それに必要なスペースを確保しなければいけません。
どんなコンセプトで創業して、どんなお客様にきて欲しいか?どのような価格帯で営業するのか?
それにはどんなものが必要でどの地域でどの場所で出店するのが好ましいのか?
しっかりリサーチするべきです。マーケティングなしでの創業はかなり危険だと思います。
このマーケティングはかなり時間がかかるので、自分でする場合は時間をかけた方が良いと思います。
もちろんマーケティング会社などもあるので、そこに依頼するもの有りかもしれませんが
それが正解かは誰もわかりません。
信頼できるマーケティングに長けた人が身近にいるなら相談した方が良いかもしれませんね^^
ちなみに僕はテナントを見つけるまでに1年以上はかかりました。
立地条件にこだわると相当な時間がかかることもあると覚悟した方がいいでしょう。
・資金を貯める
融資なしでの創業ができるくらい貯蓄できれば問題はないかと思いますが
大多数の方は銀行または日本政策金融公庫からの融資を受けることになるかと思います。
美容室出店には初期投資でそれなりにかかります
居抜き物件でほぼ内外装を変えずに出店する場合はそこまでかかりませんが
スケルトン(何もない状態)からだと規模にもよりますがそこそこかかります。
融資を受ける際にはやはり自己資金の有無が融資決定を左右するポイントの一つになります。
※融資を受ける直前に見せ金として誰かに貸してもらったものを自分の口座にポンと入れたものは通用しません
なので・・・
コツコツと一定額を決まった口座に貯めるようにしましょう。
これだけで信用度が大幅に変わります。
こうして資金調達とマーケティングを同時にして行きましょう
さらに現実味を帯びていくように
・自分にはどれくらいの資金が必要なのかを明確にする
はい。
めっちゃ大事です。
本当に細かく計算しないと、どんどんお金なくなりますからね。
足りないとか言えないんで本当にちゃんと計算した方がいいです。
しかも多めに見積もるくらいでいいんじゃないでしょうか?
- 内外装費
- 店舗契約料
- 美容器具、備品
- 電化製品
- 家具などインテリア
- 材料費(カラー剤、パーマ剤など多岐にわたる)
- 広告費
- 名刺やポイントカードなど販促品
- 店舗ロゴ制作費
などなど・・・
ざっと挙げただけでもこれくらいはすぐに出てきます。
これらを自分に必要だと思うものを選んで計算してください。
多分びっくりすると思います。
僕も焦りましたw
でもしっかり現実を見ましょう。
・創業計画書を準備する
何それ?ってなる人も多いかと思います。
オーナーや独立経験者は当然わかると思いますが
どんな経緯で独立することにしたのか?
どんな店をしてどう利益を得るのか?
実際受けた融資をどう返済していくのか?
シミュレーションで毎月の損益を計算します。
これも融資を受ける際に必要な書類の一つですが、僕はこれをしてよかったと思います。
しっかり考えることができたし、毎月どれくらいの収益が必要かが明確になりました。
まあ当たり前のことなんですが何もかもが経営者素人の人間が開業する訳ですから
こういったことも知らないで当たり前です。
全て勉強して経験しないと身につかないと思います。
ここまではテナント決定まで大まかではあれ、用意したり準備出来る事ばかりです。
多分これらは最低限しなければいけないこと、むしろ当たり前レベルだと思います。
でもこういった情報は意外と少ないもの。
僕も周りの助けはあったとはいえ、結構自分で調べたりして大変でした。
今回の内容は美容師に限らず事業を始める方には共通して必要なことばかりかと思います。
どうしたらいいんだろう?という方が少し道が見えてきたらと思います。
参考になれば・・・