ヘアカラーのアレルギーについて
こんにちは^^
神戸市垂水区の美容室’ano ‘anoの安崎です♪
今回はカラー剤のアレルギーについて書いていきます。
アレルギー反応とは過敏反応と言います。
本来は無害である物質に対して人体の免疫系が異常な反応を示す事。
最近はアレルギーを持った方がかなり多くなってきていますよね?
食生活、環境の変化など要因は様々でしょう。
食品の添加物は要因の大きな部分を示しているという話も聞きます。
やはり人工的な物を摂取し続けていると身体には良くないのでしょうか?
ある程度自然なもの、ロハスに過ごす事も大事だと思う今日この頃です。
一概にヘアカラーのアレルギー反応といってもどういったものがあるかわかりますか?
実はそれ炎症反応ですよ。ってものもあります。
今現在ヘアカラーには主にジアミンという酸化染料が使われています。
パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノールなどですね。
このジアミンという酸化染料が重篤なアレルギーを引き起こす可能性のある成分なんです。
実際軽度のアレルギーでは炎症反応なのか区別が付きづらいです。
赤く腫れたり、かゆみ、痛みが出たり・・・
炎症反応でもこういった反応になります。
カラー剤を染める時に調合する2液の過酸化水素水が主な原因です。
過酸化水素水によってただれてしまうケースも稀にあります。
ただこの場合は重篤なものになるケースは珍しいです。
しかしジアミンアレルギーとなると、ただれるレベルを通り越して脱毛、頭部、顔面の腫れ。
気管支部分の腫れからくる呼吸困難による窒息死に至るまで危険レベルが上がります。
だからパッチテストをしてください。
という表記がされているんですね。
アレルギー自体はいつ発症するかわからないものです。
今まで大丈夫だから今回も必ず大丈夫というわけではありません。
その日の体調によっても変わりますので、体調が芳しくないときは無理をなさらぬように注意してくださいね。
一度アレルギー反応を起こしてしまうとずっと反応が出てしまいます。
二度とカラーリング出来なくなりますよ!
ちなみに細かく分類すると酸化染料にも種類があり、この染料に反応してもこっちは大丈夫なんてこともあります。
パラフェニレンジアミンが今の所一番反応が出やすく、きついアレルギーを引き起こしやすいです。
‘ano ‘anoでは特に白髪染めに関して、パラフェニレンジアミンを使用していないものを取り扱っています。
※それでも安全というわけではありません。
アレルギーが出る可能性が高い方にはヘアカラーはお断りさせていただいており、
代わりにヘアマニキュアやノンジアミン染料などご用意しておりますので、そちらでの施術をお勧めしております。
しかしヘアマニキュアやノンジアミン染料ではやはり思うようなカラーリングをすることは難しいのが現状です。
ここまで危険だとわかっているジアミンが使い続けられているのもこれが要因。
発色でジアミンに勝るものが無い。
残念ながらその通りなんです。
ジアミン以上の発色の良いものは今はないようです。
だからどこのメーカーも作ることをやめないんですよね。
ユーザーも発色を望んでいる人が大半です。
これから少しづつ時代の流れが変わってきて、より安全なものが開発されてくるとは思いますが
ヘアカラーをされている方は、本当に誰にでも起こる事ですので身を守る為にも
安全ではないということを知っておいて下さい。
気を付けながら綺麗になって毎日を楽しく過ごしましょう!