髪質改善カラーを導入します！
こんにちは＾＾
神戸市垂水区の美容室’ano ‘anoの安崎です♪
少し前に行った講習会で説明を受けた商材。
アルテマ
アルテマですよ。ええ。
ゲームをしたことがある人なら一度は耳にしたことがある。
「アルテマ」
FFシリーズの究極魔法です。はい。
もうね。
名前の段階ではかなりの胡散臭さを醸しているわけですよ。
名前の由来ゲームからですからね。きっと。
（聞いてはないけど）
ultimate（アルティメット）からきているとされていてultema（アルテマ）も恐らく
究極
という意味だと思われます。
そう。
究極なんです。
メーカーの名前がアルテマさん。
美容師さんがメーカー、ディーラー業をされているようでかなり美容師目線で作られている感じでした。
そうなんです。
美容師さんが作っているので美容師が欲しているものが詰め込まれています。
内容を聞いていてなかなか興味深かったので一部導入することにしました。
それがこちら
アルテマリトーノ（ULTEMA ritorno）
そう。カラー剤です。
色味は割とシンプルな感じ。
最近では少なくなった混ぜて使うタイプ。
経営者目線ですね。
在庫の種類が少なくて済みます。
最近は一本で綺麗な色にできるカラー剤が増えましたが、その代わりとんでもない種類の仕入れになりがち。
これにより混ぜて色を作り出す事が苦手な美容師さんも増えたらしいです。
髪色に合わせていたら、結局調合しないと希望の色にはならないことも多いんですけどね。
話は逸れましたが、シンプル設計です。
そして・・・
このカラーのミソはこれ
酢酸カラー
だという事。
「酢酸塩」というものが中に入っています。
この酢酸塩が良い仕事をしてくれるんです。
髪のダメージは「アルカリ」と「熱」が特に強いダメージを生み出します。
でカラー剤やパーマ剤はほとんどの物がアルカリが入っています。
最近は中性域のものや、酸性域の物も増えてきましたが多くはアルカリです。
みなさんご存知でしょうが髪は「弱酸性」
これがアルカリ性に近づいてしまうんです。
髪の不安定な状態（弱酸性ではない状態）
が続くともちろんダメージ原因になります。
そもそもアルカリ性になると髪表面のキューティクルは開きっぱなし。
これは最悪な状態です
それを防ぐためにほとんどの美容室では、カラー後に「アルカリ除去」という事をします。
よくあるのが酸リンスという工程。
単純に酸性の液体を髪の毛にぶっかけます。
逆の性質のものを混ぜれば中和されますからね。
これで髪表面のアルカリは中和されますが・・・
実は内部にアルカリがしっかり残ってしまいます。
それは髪内部のアルカリが外に出る前に、酸性の液体をかける事で髪表面のキューティクルが閉じてしまうから。
キューティクルが閉じてしまう事で、逆に中和させたいのにアルカリを髪内部に閉じ込めてしまうんです。
かなり本末転倒な話ですよね。。。
でもこれでも、それをしないよりは確実に髪の状態は良くなっていますし、ダメージも軽減されていました。
そんな問題をすっきり解決するのが
酢酸塩
酢酸塩の状態では中性で髪にも特に影響のない成分。
もちろん髪をしっかり染めるためには、アルカリを使わないといけないのですが発色にも影響はありません。
これがシャンプーのタイミングに、一定量の水に触れる事で
酢酸と塩に分離されるんです。
この酢酸が髪内部、外部のアルカリと引っ付いてアルカリを中和させて外に引っ張り出してくれます。
さらに塩の効果で髪のキューティクルが整います。
それにより髪のごわつきなどが軽減。
残留アルカリの除去とキューティクルの修復が同時にできるカラー
それが
アルテマリトーノ
しかもこのカラー剤の良いところは他社のカラー剤を混ぜることが可能。
ああ素敵。
なんて使いやすいんだ。。。
今どんどん試していっておりますが、感触は良いです。
髪にハリコシが出る感じとエイジングの髪が落ち着くような感触。
もう少ししたら完全メニュー化をしようと思います。
気になる方は是非試してみてください♪